普通に就職なんて無理……じゃ、ない!?
ニートというと、とかく悪印象を抱かれがちです。
どんな理由があっても、ニートはニートでしょ。そんな風潮さえあります。
ご存知のように、社会人経験ゼロ、学歴なし、そんな状況で応募できる求人を見つけるのは難しいものです。
では、どこで仕事を探せばいいのでしょうか。
ニート・フリーターを専門としたエージェントがあり、比較的相談しやすいのでオススメです。
私はエージェントに相談して上手くいきました。
まずは自分が応募できる求人がないと、何も始まりません。
機会を逃したくないなら、チェックしてみてもいいと思います。
ニートの就活
ニートが就職するってやっぱり難しいことです。
就職して、普通の生活をして……なんて、夢のまた夢。
分かってはいたのです。
健康保険や年金の負担を減らすことを考えたら、就職した方がいい。
アルバイトを始めるよりは、就職した方がいい。
でも尻込みして、うまく一歩を踏み出せなくて、何もできないまま。まさにニート。
時間はあったので、ネットを見てみたり、やりたい職種について情報誌で調べてみたり、いろいろ思い描いていました。
でも、多くの求人サイトでは、私が応募できるような内容の求人は、ほとんど見つかりませんでした。
ハローワークにも行きました。
ハローワークが嫌だとか駄目だとかではありません。
ただ、私には合いませんでした。
ハローワークは役所なので、順番待ちをして面談を受け、仕事を紹介してもらうという一連の流れで進みます。
当然、人で混み合っていて、忙しさがあります。あまり自分一人に時間をかけてはいけないような、大勢から急かされているような意識に陥りました。
落ちついて相談をしたり、アドバイスを受けられたりする雰囲気ではないと思ったのです。
就職すれば人生が左右されるわけですから、よく分からない会社に応募したくはありません。
求人情報が見づらかったことも相まって、結局ハローワークで仕事を探すのは諦めざるを得ませんでした。
私には、もし失敗してしまったら、きっと自分は就活自体が嫌になるだろうという予感がありました。
またもニートに逆戻り、なんてことは、もっと嫌でした。
しっかり相談して、アドバイスを受けて、その会社についても詳しい情報を得て、納得してから応募したい……。
高望みかもしれませんが、ニートから脱却するなら、きちんとした転換点が欲しかったのです。
未経験、学歴の価値なしでも正社員
有名大学を出ていたら何か方法があるかもしれませんが、そんな立派な学歴もなく、行き詰まっていました。
毎日のようにやりたい職種をネットや情報誌で探しても、応募できる仕事が見つかりません。
ようやく仕事を見つけても、提示される応募資格がなく、どうしようもありませんでした。
自分一人での仕事探しに疲れ、限界を感じたときのことです。
ネットや情報誌で何度か見かけたエージェントのことを思い出し、駄目元で相談しようと決めたのです。
駄目元でやってみよう。駄目なら、これで最後にしよう。
そんな意気込みのもと、私は転職エージェントについて調べ始めました。
「そもそも相手にしてくれるのか……」
不安や緊張から、何度も相談をためらいました。
変なエージェントだったら困りますから、慎重になってもいました。
エージェントにもいくつか種類があります。
ホームページを参照し、口コミやレビューなど、調べられることは調べ尽くすような勢いで下調べをしてから、相談したいところを絞っていきました。
結果、相談してみて大正解。
エージェントというと、正社員の転職専門と思われがちですが、ニート・フリーター専門のエージェントもちゃんとあります。
未経験・学歴不問の求人を探すなら、絶対にエージェントの利用がオススメです。
お金がなかったので、無料なのもかなり助かりました。相談料や利用料などもありません。
とにかく不安なことや悩みが多いと思いますが、大丈夫。
専任のカウンセラーの方がついてくださって、一つ一つ丁寧に対応してもらえます。
「正社員になりたい」
「この求人のここが分からない」
まずは自分の意見を言うことが大事です。
自分の気持ちを伝えれば、専任の方がしっかり対応してくれます。
尻込みしたり、恥ずかしく感じたりしてしまわないで、思いきって伝えた方が絶対にいいと思います。
私も自分の意見をその都度伝え、きちんと納得しながら就職活動を進められました。
もしかしたら、エージェントでは扱っている求人の数がかなり多いので、どれにしようかな、なんて迷うかもしれませんよ。
面接こわい!行きたくない!
就職を考えたとき、面接が嫌だと思う人は多いのではないでしょうか。
エージェントの方に入ってもらって良かった一番のポイントは、面接です。
履歴書・職務経歴書は、添削してもらえるので、自信を持って持参できます。
企業の雰囲気も前もって聞けますし、面接のアドバイスもしてくれます。
連絡を取るのが苦手な人もいるかと思いますが、安心してください。
自分で応募企業と連絡を取る必要はありません。
面接の日程は、担当エージェントが調整してくれます。
応募時の電話やメールの礼儀などを注意する必要がなくなるので、当日の面接だけに集中して、しっかり準備できます。
お給料のこととか、保険のこととか、面接で聞くなんて絶対無理ですよね。
かと言って、自分から連絡を取るのも気が引けるし、聞かないのは不安だし……。
そういう不安は担当エージェントが解決してくれます。
自分の代わりに質問してくれるので、こちらは当日の面接だけを見据えればいいのです。
面接結果は電話やメールで連絡されることが多いので、ここでも不安になるかもしれません。
でも、心配しなくても大丈夫です。
担当エージェントが代わりに伝えてくれます。
自分が就職したくないと思った場合も同様です。
また、実際に就職先が決まったあとのフォローも。
内定後の出社日の調整なども、引き続き担当エージェントが代行してくれます。
自分の負担はとことん減らしてもらえるのです。
こうして、何度かの応募と面接を経て、私は正社員になることができました。
ニート脱出でやったこと
長々と書いてきましたが、実際私がニートを脱出するためにやったことは、これだけです。
1.ニートからの脱出を決意
2.仕事を探して挫折
3.エージェントに登録・相談
4.カウンセラーに相談・求人応募
5.添削してもらい履歴書作成
6.カウンセラーから連絡
7.面接日に面接に行く
こう書くと、普通の就職活動と変わらないように見えるかもしれません。
でも、そもそも応募できる仕事を教えてもらえたからこそ、就職活動ができました。
当日の面接だけで、企業と連絡を取る必要がないというのは、かなりストレスを減らしてくれました。
肝心の面接当日は、冷や汗がすごくて、その緊張っぷりに自分でも驚きました。
アピールポイントなんて思いつかなくて、カウンセラーの方にアドバイスの中で肉付けしてもらったことを話しました。
私が就職できたのは、全然、自分の力ではないと思っています。
私はエージェントに行って良かったですし、もし行き詰まっている人がいたら、ぜひ一度、エージェントに行ってみて欲しいです。
終わりに
いつまでもニートではいられません。
遅かれ早かれ、ニートを脱出しないといけなくなります。
誰だって分かっていることだとは思いますが、ニートからの脱出はできるだけ早い方がいいですし、遅くなればどんどん脱出しにくくなります。
私はニートから脱出して働き出して、数ヶ月が経ちました。
仕事は慣れないことばかりで、辛いこともあります。
でも、ニートだったときのような、「このままじゃ駄目だ」「将来どうなるんだろう」という不安はありません。
私がニートだったとき、ニートであることを両親は責めませんでした。
でも、何も言いませんが、やっとニートから脱出した私に、両親もホッとしてくれているようです。
そして私は、就職できて、それがとても嬉しかったりするのです。
数ヶ月前の私のように、ニートである状況に不安を感じている方は、きっと大勢いると思います。
まずは、就職エージェントのハタラクティブに相談してみてください。
もちろん、無料で相談・カウンセリングを行ってくれます。
ニートだってできることが絶対にあります。
ニートだから。
そう諦めてしまう前に、一歩を踏み出してみてくださいね。